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 銚子電鉄で犬吠へ
 皆様は、NHKテレビの天気予報の時間で、「各地の気温」 という画面をご覧になっているでしょうか。その画面で、関東地方で夏最も気温が低くしかも冬最も気温が高いのが、千葉県最北部の都市銚子です。

たとえば夏では、東京が32度のとき、銚子は27度ぐらいのことが多いようです。昨8月9日は東京では37度を超える猛暑でしたが、銚子は気温は28度を少し上回るくらいでした。

その理由は、関東の地図を見れば、一目瞭然です。千葉県東北部、茨城県東南部は半島のように東に突き出していますが、銚子はその突端にあって黒潮の中にどっぷりと浸っています。

そのため、銚子の気候は年間を通じて寒暖差の少ない典型的な海洋性気候となっているのです。

銚子の気温

 とりわけ暑さの厳しい今年の8月はじめ、私どもは銚子の夏を体験すべくJR総武本線の特急で銚子に向かいました。

銚子には 「銚子電鉄」 というミニ電車があります。チンチン電車が大好きな私どもは、それを利用して灯台があるので有名な銚子の名勝犬吠崎に行くことにしました。

銚子電鉄は、3両編成のうちの1両がご覧のような開け放しの遊覧車で、車両の外側は青い波の模様が塗られています。

夏季だけ運行しているとのことですが、東南アジアかアフリカの電車のような開放的な雰囲気で、大好評だそうです。私どももそのオープン遊覧車に乗り込みました。

銚子電鉄

 銚子は、上記のように年間を通じて気候が穏和で、それを生かした各種野菜の生産で有名です。特にキャベツ、とうもろこし、たまねぎなどの生産高が大きく、首都圏に向けて大量に出荷されているそうです。

遊覧車は、その広大な野菜畑の中の単線軌道を半島の突端にある犬吠崎に向けて進行します。海からの風がとうもろこし畑をわたってきて、開け放しの車両の中を吹き抜けて行きました。

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          香は遊覧車を
             吹き抜けぬ


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(2017/08/10(木) 07:10)

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