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 田植えのシーズン
田植え

 最近千葉県の実家に帰って家の近くを散歩していると、ちょうどかなり広い田んぼで早苗を植えつけているのを目にしました。
私どもの住む関東では、場所によってかなり差はありますが、5月中旬に田植えをするのが多いようです。

一通り植えつけが終わったように見える田んぼの隅に、余った苗のブロックが一つ残されていました。後で他の田んぼに植えつけるのに利用するのでしょう。初夏のやわらかい風が田んぼに植えられた早苗をゆらして吹き渡っていました。

歳時記を見ていて、松尾芭蕉の弟子筆頭であった 宝井其角 が詠んだ田植えの俳句を目にしました。芭蕉が没した後、其角は江戸で指折りの人気俳人になったということです。
当時旱魃で田植えができず困ったお百姓たちが、其角のもとに田に雨が降るように俳句をつくってほしいと頼みにきました。その要望に応えて其角が詠んだものだそうです。

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           田を見めぐりの
              神ならば    宝井其角

 見渡す限りの水田地帯に夕立がかかり、ゆっくりと移動しているのを詠んだものでしょうか。その光景を、農業の神様が稲作の進行状況を視察するのにたとえたのでしょう。初夏の午後、広々とした水田の上に白い雨脚がたつ様子が見えるような、さわやかで力強い佳句です。

芭蕉とその弟子 宝井其角は句風が両極といっていいほど異なります。このように傾向が違う俳人を弟子の筆頭に取り立てた、芭蕉のふところの深さが面白いと思います。

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(2015/05/17(日) 06:57)

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