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 三四郎池 2月
三四郎池

 夏目漱石の小説 『吾輩は猫である』 で苦沙弥先生宅に集う多くの愛すべきキャラクタの中に、「水島寒月君」という人がいます。

寒月君は学問最高の府を一番で卒業した天下の秀才ということになっていますが、これは漱石の弟子でもあった物理学者 寺田寅彦 をモデルとしたといわれます。寺田寅彦は実際に東京帝国大理科大学実験物理学科を首席で卒業しました。

長編小説 『三四郎』 の主人公小川三四郎は、その熊本の五高を卒業して東大に入学するために上京しました。
小説 『三四郎』 では、三四郎が赤門を通って東大構内に入り、後に三四郎池と呼ばれるようになった池の周りを散歩したと書かれています。
旧加賀藩邸の庭園の池が東大に移管されて「ひょうたん池」と呼ばれていましたが、この小説に登場してから「三四郎池」と呼ばれるようになりました。図書館の裏のがけを石段で下っていったところにあります。

寺田は熊本第五高等学校2年のとき、漱石の自宅を訪問したのが縁で俳句の世界に入りました。寺田寅彦の俳句をひとつご紹介しましょう。

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           蔽ひ尽して
              池寒し

句には、「大学校内の池にて水の温度を測る」と前書が付いていました。東大構内の三四郎池で厳寒時の水温を測定したのでしょうか。

三四郎池は大きな木々で囲まれたくぼ地にあり、厳寒のころは冷気がたまって池の水も凍ることがあります。日当たりの悪い池を覆う冷たい空気が感じまれる俳句です。

文学・俳句 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2015/02/18(水) 06:59)

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