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 薄もみじ
薄もみじ

 俳人三橋鷹女は、明治33年(1899)年に千葉県成田市に生まれました。次の俳句は、最近では高校の教科書にも掲載されているそうで、鷹女の句の中では飛びぬけて有名です。

       鞦韆(しゅうせん)は      人気blogランキングへ
          漕ぐべし
             愛は奪うべし    三橋鷹女

鞦韆とは、ぶらんこのことです。人気のない公園の隅にあるぶらんこに座って、漕ぐでもなく恋の思案をしていましたが、ようやく決意がつきぶらんこを大きく漕ぎ始めた、という句意でしょうか。

概して冬が暖かい東京ですが、今年は特に暖かいようで、各地から本格的な紅葉シーズン入りの便りが届く中、東京のかえでは写真のように薄もみじの状態が大半です。鷹女に次の薄もみじの俳句があります。

        薄もみじ            人気blogランキングへ
           恋人ならば
              烏帽子で来    三橋鷹女

平安時代には、成人男子は頭に烏帽子をかぶるのが正装とされました。私の恋人ならば、王朝時代の恋人に見習って、きりっとした心構えで来てほしいという意味でしょう。虚子の流れを汲む中村汀女、星野立子とは、句風がまったく異なっています。

文学・俳句 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:1
(2013/11/04(月) 06:50)

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コメント
  はじめまして
赤と緑の薄もみじのグラデーションが素敵な写真ですね!
このふたつの俳句は、微妙な女心を的を得た表現で表している作品だと思います。
v-34

私のブログにもご訪問いただき、ありがとうございました。これからこちらのHPの旅行記を読ませていただこうと思っていますv-221

URL | LR #- | 2005/11/28(月) 19:46 [ 編集 ]

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