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 黒田清輝 「湖畔」
黒田清輝 《湖畔》 黒田清輝がフランスから帰国するときには、モネ、ドガ、ルノワールらが第一回印象派展を開催してから20年近く経っていました。
一方、フランスでの伝統絵画の中心であったサロンは、印象派の影響を受けて明るい風景画、人物画の出品が多くなっていました。

 黒田がパリで師事した画家ラファエル・コランは、印象派絵画から影響を受けたサロン外光派の一人でした。

ロワン川のほとりグレで制作した作品《読書》や1893年に描いた名作《朝妝》で、黒田は念願のサロンへの入選を果たしました。

1893年に帰国してから、黒田は同じくフランスで学んだ久米桂一郎らとともに洋画塾を開設し、印象派の影響を取り入れた外光派と呼ばれる画風を日本に広めました。

1896年には東京美術学校の西洋画科の発足に際して講師となり、以後日本西洋画の発展に大きく貢献することになりました。

黒田は帰国から4年目の1897年に名作「湖畔」を自らが主宰する画塾白馬会の展覧会で発表しました。この作品は、現在上野の東京国立博物館に付属する黒田記念館に展示されています。

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         映す湖水に
           風すずし


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(2019/06/29(土) 07:25)

 天満橋筋商店街
 この春、天神さんとして浪花っ子に親しまれている大阪天満宮に参拝に行きました。その後、西の方向、JR東西線大阪天満宮駅に向けてぶらぶらと歩いていくと、大きな商店街に入りました。

ここは、天満橋筋商店街といって、全長約2キロメートルにも及ぶ日本一長い商店街だそうです。

天満橋筋商店街

 ここはもとは大阪天満宮の参道があったところだそうですが、大阪天満宮が参拝客で賑わうのを見て方々の商店が集まり、やがてこの巨大な商店街が生まれました。

 現在では商店街は天一から天六までに区分され、立派なアーケードが設置されて、大阪を代表する商店街となっています。

さすが食い倒れの街というべきか、飲食関係の商店が非常に多いのが目に付きました。それらの中で「てっちり・てっさ」という看板がかなりありました。

てっちりは東京にもあるのでわかりましたが、「てっさ」というのは知りまへん。一緒にいた娘に訊いたところ、さすがに大阪に長くいるだけあって、「ふぐさし」のことよ、と教えてくれました。

天満橋筋商店街アーケードの天井ところどころから、上の写真のような元気のいい人形が下げられていました。

大阪では、夏に日本三大祭の一つとされる「天神祭」が行われますが、その際は船渡御をする御神霊をへさきに「お迎え人形」をおいた船で出迎えるということです。そのお迎え人形が、この商店街のマスコットになっているようです。

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         迎え人形
           飾る街


旅行・散策 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2019/06/25(火) 06:53)

 あじさいに小雨
あじさいに小雨

 本年は、6月初めまで最高気温が30度を超える日が続き、気象庁は梅雨入りが例年より遅れるのではないかと予想していました。

6月6日ごろからようやく雨が多くなり、結局気象庁は平年より1日ほど早く関東地方の梅雨入りを宣言しました。それでもすぐに湿っぽい梅雨らしい天気にはならないようで、本日6月21日も高曇りとなっています。

少し前までは連日晴天が続き、雨不足で野菜が収穫できず、野菜の値段が高騰して奥さん方は非常に困りました。梅雨の湿っぽい天気はあまり好きではありませんが、やはりある程度は雨が降ってくれないと私ども日本人は暮らしていけません。

私の家の近くに人通りの多くない小道があり、その両側に あじさい が植えられています。梅雨のシーズンを代表する花を静かに楽しめるので、私はこの小道をよく通ります。

二日ほど雨の続いた日の夕方、傘をさしてこの小道に入りました。普通はあじさいの葉に触れることもなく道を通り抜けられるのですが、この日は花盛りで大きくなったあじさいが雨を含んで重くなっており、道の中央に向かって倒れてきていました。

歩いていると、急にかなり強い風が音を立ててこの小道を吹き抜けました。雨しずくがずっぷりと付いているあじさいの大きな花が大きくゆすられ、花についていた雨しずくがばらばらと下の地面に落ちました。

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         しずく散らして
           風すぎぬ


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(2019/06/21(金) 07:07)

 アムステルダム・コンセルトヘボウ
コンセルトヘボウ

 王立博物館の南、ゴッホ美術館の東側に、ミュージアム広場というアムステルダム最大の広場があります。

ミュージアム広場は、概して土地が狭いアムステルダムでは貴重なスペースで、大規模なイベント、祝典などはここで行われることが多いそうです。

ミュージアム広場を隔てて王立博物館の反対側に、「コンセルトヘボウ」という巨大な建物があります。1888年に建造された伝統ある音楽ホールで、優れた音響設計により、世界有数の音響効果が得られるホールとして有名です。

上の写真で、コンセルトヘボウの建物正面の屋根には金色のハープが飾られ、春光にきらめいていました。

コンセルトヘボウを本拠とするオーケストラ コンセルトヘボウ管弦楽団は、優れた演奏で世界の音楽ファンに知られています。同オーケストラは、創立100周年の際にオランダ王室からロイヤルの名の使用を許可され、以降ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と呼ばれています。

コンセルトヘボウの前を歩いていて、ツバメが広場の上をかすめるように多数飛び交っているのに気がつきました。ヨーロッパには数種類のツバメがいるそうですが、ここのツバメはのどが赤く胸が白いもので、日本のツバメによく似ていました。

ヨーロッパのツバメは、一日の平均気温が9度Cくらいになるとアフリカから渡ってきてその地に住みつくそうです。現在は5月半ばで渡来から1ヶ月くらいは経っているので、一生懸命ヒナを育てているのかもしれません。

広場の上で虫を捕っているいるのでしょうか、地面すれすれに飛んできたツバメがコンセルトヘボウの正面に向けて飛翔し、ぎりぎりのところで急上昇して音楽堂の屋根より高く舞いあがりました。

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          かすめてツバメ
            上昇す


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(2019/06/17(月) 06:55)

 フラメンコ大国 ?
フラメンコ

 数年前の春、スペインの首都マドリードに旅行しました。

私はかねてより本場スペインのフラメンコを見たいと思っていたので、東京を発つ前に旅行会社を介して現地の老舗フラメンコ・タブラオ(フラメンコを見せるレストラン)の予約をとりました。

タブラオは当地でも格が高いといわれるコーラル・デ・ラ・モレリアという店で、大きさは100席ほど、コーナーのところに小さな舞台があり、そこだけにライティングがしてありました。

案内された席に着き、しばらくワインを飲んでいると、やがて拍手とともにダンサーたちが舞台に上がってきました。全員女性で、華やかなフラメンコの衣装を着けています(上の写真)。

まず、赤い髪飾りをつけた若手ダンサーが舞台の前に出て踊り始めました(上の写真右)。ご覧の通り、手足の長いすばらしいスタイルです。さすが若さ、狭い舞台を飛び出さんばかりの勢いで、音楽にあわせて長い腕を大きく振って踊ります。

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        舞台華やか
          暮れの春

 最近、インターネットで「日本は世界第二のフラメンコ大国」というタイトルの記事を目にしました。多数の日本人がスペインでフラメンコ習得に励んでおり、クラスの生徒半分が日本人だということも珍しくないそうです。

東京でのフラメンコ公演も頻繁に行われており、世界で開催されるフラメンコ国際フェスティバルにも日本人ダンサーたちが出演しているとのことでした。

そういえば、私の住んでいる世田谷の町にもフラメンコ教室があり、盛んに人が出入りしているのを思い出しました。


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(2019/06/13(木) 07:29)

 卯波・仁右衛門島
卯波・仁右衛門島

 東京駅から特急ビューわかしおで2時間足らず、終点の安房鴨川に着きました。ここで外房線に乗り換え、隣の太海駅に行って俳人鈴木真砂女の名句「卯波」の舞台である仁右衛門島を目指します。

駅員に教えられた方向に10分ほど歩き、漁港沿いの道の角をまわると、急に行く手に小さな島が見えてきました。

島といっても、漁港の岸から100メートルぐらいしか離れていません。電力線が漁港から海をまたいで垂れ下がり、島の岸に立っている電柱までつながっています(^_^)

それでも、ともかくも漁港の岸とは離れているのでれっきとした島で、千葉県にあるたった一つの島だそうです。

漁港からは手漕ぎの小さな舟(上の写真)で島に渡ります。ほんの100メートルばかり行くだけなのに、料金は一人往復で1350円というのは少々お高いと思いましたが、この料金は仁右衛門島の観覧料がコミになっているのだそうです。

この渡し舟の船頭は、もと北海道で漁業をしていた漁師とのことでした。底の岩や海草がはっきり見える澄んだ水の上を櫓をこいで、ゆっくりと島に向かいます。

この島は房総地方の名勝なので、鴨川に生まれた真砂女は何度となくここを訪れているようです。初夏のころ、たまたま風の強い日に渡し舟でこの島に渡ったときのことでしょうか、真砂女の代表句となった次の作品が生まれました。

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        舟より高き
          卯波かな   鈴木真砂女


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(2019/06/09(日) 06:45)

 ドストエフスキー記念舘
ドストエフスキー 小説家フョードル・ドストエフスキーは27歳のとき帝政の打倒をはかる革命家集団に加わったということで逮捕され、シベリアに流刑に処されました。
38歳になってから、やっと政府に許されて首都サンクトペテルブルグに帰ってきました。
その後最初に書いた小説が、名作『罪と罰』だそうです。1859年のことで、日本では明治維新の8年ほど前、幕末動乱の時期にあたります。

 ドストエフスキーが亡くなるまでの最後の2年間をすごした家は、世界遺産ネフスキー大通りの東端南側にあり、現在ドストエフスキー記念舘となっています。

 小説『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフは、貧民から金品を巻き上げているあの質屋の婆さんから金を奪い、それで貧民のための施設をつくるほうが社会のためになる、という論理で、婆さんを斧で殺す犯行に及びました。

しかし、凶行をしたとき、たまたま婆さんの妹リザベータが外からその現場に帰ってきたので、勢いでそのリザベータも殺してしまいます。リザベータは、小説『罪と罰』の女主人公ソーニャの友達で、信仰心の篤いおとなしい女性でした。

この一件は、私ども読者にとっても実に悲惨で哀切きわまりありません。ラスコーリニコフにとっても自分の主義とは関係のない罪を犯したわけで、以降ラスコーリニコフの信念はぐらつき、深刻に悩むことになります。

小説のこのあたりは、ヨハネ福音書の「ラザロの復活」のくだりが引用され、重要な役割を果たしています。この作品が偉大な宗教小説であるといわれるのがわかります。

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         罪におののく      
           白夜かな

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(2019/06/05(水) 06:42)

 都立青山墓地
都立青山墓地

 東京都港区青山は、若者の街渋谷のすぐ隣で、最近はコンピュータ関係の企業がたくさん集まっていることで有名です。

その青山の中央にある「青山霊園」は、維新後間もない明治7年に開設された東京都立の広大な共同墓地で、明治時代の小説などに「青山の墓地」としてよく登場しています。

この墓地は、明治の小説には幽霊が出そうな寂しい場所というイメージで書かれていますが、現在は東京都区部のほぼ中央に位置し、地下鉄など交通の便のよい一等地になって、墓地の外側には高級マンションが立ち並んでいます。

墓地外側の道路を歩くと、歩道の位置が高くて墓地の塀越しに墓地の内部が見えるところがあります。上の写真はそこから霊園内を撮影したもので、ご覧のように高い樹木が生い茂り、霊園開設以来140年あまりの年月の長さを示しています。

霊園内には幅の広い通路が縦横に走っており、隅々まで管理が行き届いていて雑草が茂っているような場所はほとんどありません。

お墓を詣でる方が園内の小道を歩く姿が、墓地外側の歩道から見受けられました。140年の歴史のある青山墓地は、静かに初夏のしたたるような緑に覆われていました。

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        霊園おおう
          深緑(ふかみどり)


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(2019/06/01(土) 07:01)

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