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 芭蕉庵の跡
芭蕉庵の跡 奥の細道を歩き通して故郷大垣に到着した後、松尾芭蕉は関西の各地を漂泊し、結局江戸を出立して2年半後の1691年9月にようやく江戸に帰着しました。
芭蕉はしばらく仮住まいをしていましたが、やがて杉風、曽良など弟子たちの尽力により、旧芭蕉庵の近くにまた新たに芭蕉庵が建築されました。

この庵は、芭蕉の死後長く保存されていましたが、やがて幕末の混乱の中で失われてしまいました。

大正6年に隅田川に大津波が発生しましたが、その後芭蕉庵があったと考えられていた場所の近くから芭蕉庵に置かれていた石の蛙が出土しました。その石蛙は、現在は芭蕉庵の近くにある「芭蕉記念館」に収められています。

石蛙の出土により、芭蕉が最後に住んだ庵があった場所が特定されました。その芭蕉庵の跡には、現在、芭蕉稲荷という小さな祠が建てられています(上の写真)。

      古池や     人気blogランキングへ
        蛙飛び込む
          水の音    松尾芭蕉

の有名な俳句がこの地で詠まれたのにちなんで、芭蕉稲荷には蛙の碑が立っており、その前には石の蛙がいくつか置かれていました(上の写真)。


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(2018/07/28(土) 06:31)

 冷うどんに青唐辛子
冷うどんに青唐辛子
 私どもはめん類はなんでも好きですが、夏場は冷うどんをつけ汁で食べるのが大好きです。
冬場の熱いうどんはやや太目の麺が向いていますが、夏の冷うどんは細い麺のほうがのど越しがよく、何度食べてもまったく飽きがきません。
冷うどんのつけ汁は好みによってさまざまですが、私どもは長ねぎ、唐辛子、みょうがなど何種類かの香辛料をミックスしたものを薬味として醤油、みりん、酒、だし汁で作った汁に入れて使います。

 私どもは夏は青唐辛子が大好物ですが、これが東京の八百屋ではなかなか手に入りません。そこで、例年6月のはじめに唐辛子の苗を買って庭の隅に植えておきます。6月の末には青唐辛子の実がなり始めるので、摘み取って薬味として使います。

唐辛子を細かく刻んで冷うどんの薬味にすると、シャープな辛さと独特の高い香りがすばらしく、酷暑のうっとうしさも吹き飛ぶ思いがします。

      青ばんじょう     人気blogランキングへ
        うどんとともに
          のどを越す

上の俳句でばんじょう(蕃椒)とは唐辛子のことで、青ばんじょうは俳句の世界では夏の季語です。


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(2018/07/24(火) 06:12)

 七夕の銀河
七夕

 今年もまた夏の夜のロマン七夕となりました。本日は、梅雨の最中のことで、天気はどうもあまりあてにならないようです。短時間でも夜空に銀河が見えるといいのですが・・・・。

七夕の日は、一年に一度だけ「おりひめ(織女)」と「ひこぼし(牽牛)」の二星が天の川の上でランデブーをする日といわれます。
牽牛、織女の二星がそれぞれ耕作および蚕織をつかさどるとされるので、それらにちなんだ農作物などをそなえて願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、おりひめ星に技芸の上達を願います。

家の近くのお宅で庭先に七夕の笹を立て、それに多数の短冊を吊るしてありました。近くに寄ってみると、なにも書かれていない短冊があってその近くに「ご自分のメッセージを書き込んでください」と書いてありました。

みやびなお誘いに心を動かされて、私は次の俳句をその短冊に書き込み、七夕の笹に吊るしました。

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        逢瀬(おうせ)の銀河
          ほの白く

天の川がほの白く見えるのは、銀河系に属する私どもから見ると、その方向に多数の星々が集中しているためだそうです。今晩は、その逢瀬の天の川が短時間でも見られるように、天の神様にお祈りしましょう。


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(2018/07/20(金) 07:10)

 涼風・乗鞍高原
乗鞍高原の池

 乗鞍岳は、北アルプスの南端、長野県と岐阜県の県境にあり、乗鞍高原はその東側山麓に広がっています。
中央線の松本から松本電鉄上高地線という小さい電車に乗り、新島々という駅に行きます。そこからバスで1時間ほどで乗鞍高原に着きました。

乗鞍高原に着いて車から外に出ると、さわやかな冷気に全身が包まれ思わず心が軽くなりました。宿で一休みしてから、まず宿から近い「一ノ瀬園地」に向かいました。ここは、広々とした草原と林の中を渓流が流れる自然のままの高原です。

その晩は、宿の近くの鈴蘭地区にある安曇村営の「湯けむり館」という温泉にゆっくり浸かりました。次の日は、乗鞍高原の中でも最も高い地点にある「国民休暇村 乗鞍高原」を拠点に、その周辺を散策しました。

この休暇村の近くには牛留め池という池がありますが、ここは、池面に乗鞍岳が逆さに映るというので有名です。つい最近、池の近くまでバリアフリーの木道がつくられ、大変歩きやすくなりました。

今回は少々天候が悪く池に乗鞍岳が映るのは見られませんでしたが、それでも上の写真のように周りの白樺が池に映るすばらしい景観を楽しむことができました。

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         岸の白樺
           映す池


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(2018/07/16(月) 06:56)

 深大寺そば
深大寺そば 深大寺は東京都調布市にある天台宗の古刹で、開基は天平年間にさかのぼり、東京都では浅草浅草寺に次ぐ歴史を持つとのことです。

天台宗は弘法大師空海のライバルであった伝教大師最澄が平安初期に開いた宗派で、空海の開いた真言宗とともに密教のグループに属します。

991年には天台座主慈恵(じえい)大師が自ら刻んだ仏像を深大寺に納めましたが、これが今日の隆盛の基礎となりました。

 東京都西北部をサービスエリアとする京王帝都線のつつじヶ丘駅から、バスで30分近くのところにあります。

深大寺周辺にはかつての武蔵野がそのまま残っていますが、そこから湧き出る良質の水を使ったそばが名物で、寺の門前にはたくさんのそば屋が軒を連ねています。

深大寺山門のすぐ前のそば屋に、羅漢(釈迦の弟子)の石像がありました。「あ」、「うん」を表す2つ一組の石像ですが、よく見ると羅漢の前に石で刻まれたそばのざるが重ねて置かれてありました (^_^)

さすが深大寺、というところです。こちらもお相伴してそのそば屋に入り、そばをすすりながら山門の向こうにそびえる深大寺の本堂を眺めました。

      新そばを    人気blogランキングへ
        愛でつ
          本堂眺めけり


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(2018/07/12(木) 06:50)

 徳川家康の銅像
徳川家康の銅像
 所用で静岡市を訪れましたが、泊まったホテルの近くに大御所徳川家康の隠居城だったので知られる駿府城址があるのを知り、翌朝行ってみました。
この駿府城址には徳川家康の銅像があると聞いたことがあります。城址の二の丸址は現在では大きな広場になっており、シニアの方々がたくさん集まってゲートボールなどをしていたので、その銅像がどこにあるか訊ねました。

訊ねるときに、「家康の銅像」といいかけて、これはここではまずいと考えて「家康公の銅像」といいなおしました (^_^)

教えられたようにその広場を横切って本丸址に行くと、徳川家康公の大きな銅像がありました。家康は鷹狩を好んだそうですが、その鷹を腕にとまらせてあたりを睥睨している像です。

この地にはもと関東の雄今川氏の城があり、家康はそこで19歳まで12年間の人質としての生活を過ごしました。

やがて豊臣秀吉の死後、家康は天下を統一しましたが、その後家康は将軍職を退いてこの城に隠居することを決めました。直ちに大改築を行って大御所の隠居城にふさわしい壮麗なつくりにしたそうです。

      鷹を手に     人気blogランキングへ
        大御所天下を
          睥睨(へいげい)す

家康はこのお城で悠々自適の生活を送り、70歳を過ぎて寒中水泳をするなど元気でしたが、1616年4月、鯛のてんぷらにあたってこの世を去りました。享年75歳でした。


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(2018/07/08(日) 06:45)

 松島の島山
松蔭祭の野外劇

 仙台平野には松島丘陵が東西方向に伸びていますが、その東の端が沈下して松島湾に入り、大小260あまりの島々が生まれました。大昔の巨大地震により松島湾沿岸の地層が東に向かって地すべりを起こしたためといわれます。

松島丘陵は主たる部分がややもろい凝灰岩、砂岩でできているので、松島の島々は波打ち際から徐々に侵食され、さまざまな面白い景観が形成されました。

波に侵食された部分は凝灰岩、砂岩の灰白色になっており、その上に松林が生い茂った島が多く見られます。

私どもは、松島海岸駅の近くの松島桟橋から松島湾の南にある塩竃(しおがま)に向かう小型観光船に乗りました。観光船のデッキに出てあたりの海を見渡すと、船が進むにつれ変化に富んだ景色が次から次と現れます。

船はまず松島湾を南下し、やがて塩竃にかなり近寄ってから東の方向に向かいました。上の写真はそのあたりにあった島で、島の名前はわかりませんが、島の形とその上にある松林がうまくマッチしていて、まさに一幅の絵をみるようでした。

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          潮風涼し
            島の山


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(2018/07/04(水) 07:01)

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