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 猫の背にインコ
 葛飾区立水元公園は、京成線・JR線の金町駅からバスで10分ほどのところにあります。東京都区部では最大の面積を誇る親水公園です。

水元公園は花菖蒲(しょうぶ)の名所として昔から有名で、毎年6月に、「葛飾菖蒲まつり」 がここで開催されます。私もかねてより名前は知っていましたが、これまで行ったことはありませんでした。

今回、花菖蒲のシーズンは終わりましたが、代わって現在では都内ではあまり見られなくなった蓮の花が咲いているとのことで、思い立ってこの水元公園を訪れました。

園内の中央部、駐車場の近くに、ポプラ並木があります。高さ20mにも及ぶポプラが道路の両側に約220本植えられており、その並木の間から見通す先に真夏の空が広々と開けていました(下の写真)。

ポプラ並木

ポプラ並木の下の道路は、ご覧のように数百メートル先までまっすぐに伸びています。その先のほうを歩いている人たちの姿が、ポプラの高さに比較して非常に小さく見えました。

このようなポプラ並木は、以前訪れたパリ近郊などヨーロッパではよく見かけましたが、日本で見るのは初めてでした。日本にあるポプラの樹は、明治期に導入された外来種だそうです。

そのポプラ並木を歩いていると、ふと人だかりがしているのを見つけました。のぞき込むと、なんと猫ちゃんの背中に黄色いインコが乗ってちょんちょんと動き回っていました(下の写真)。

猫の背にカナリア

 いかにも広々とした水辺の公園にふさわしいやさしい光景でした。

この猫ちゃんとインコは、どちらも、この公園の近くに住んでいる方が飼っているものだそうです。きっとお互いに生まれたときからその飼い主さんのもとで仲良く育てられたのでしょう。

このコンビは、現在ではこの水元公園の名物になっているそうです。

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           インコの休む
              夏木陰


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(2017/08/18(金) 06:46)

 作家有島武郎の情死
 新幹線軽井沢駅の北1.8kmほどのところに、このあたりでは有名な旧軽井沢交差点という場所があります。

その旧軽井沢交差点から北北西約2kmのところに、「旧三笠ホテル」 という歴史ある建物があります。昔は草津軽便鉄道の 「三笠駅」 というのがこのホテルのすぐ近くにあったということです。

三笠ホテルは、実業家山本直良によって明治38(1905)年にオープンされました。現在では三笠ホテルの建物は、明治の軽井沢を現代に伝える貴重な文化遺産として国の重要文化財に指定されています。

旧三笠ホテル

 ホテルの創立者山本直良氏の妻は、作家有島武郎の妹でした。山本氏自身も文学者や芸術家との交友が多かったので、このホテルには作家・文学者などが盛んに宿泊するようになりました。

前記のように作家有島武郎は当ホテルと縁が深く頻繁に訪れましたが、自分の別荘浄月庵もこのホテルの近くにあり、夏はその別荘に滞在することが多かったそうです。

有島武郎の妻は早く亡くなりましたが、その後武郎は中央公論社の記者波多野秋子と親しくなりました。やがて秋子の夫の介入するところとなり、疲れ果てた武郎は、大正12(1923)年6月、45歳のとき秋子とともに上記別荘浄月庵で情死を遂げました。

情死の少し前、武郎は次の短歌を詠んだそうです。

      世の常のわが恋ならば
        かくばかりおぞましき火に
          身ばや焼くべき     有島武郎

武郎には亡くなった前妻との間に3人の子供がありました。その長男が、後に俳優森雅之になりました。黒澤明監督の 《羅生門》 、林芙美子原作の 《浮雲》 などの作品に出演した俳優です。

有島武郎は情死の数年前に 『惜しみなく愛は奪ふ』 という評論を書いています。その評論と軽井沢情死事件とは関連が深いと受け取られ、世間で大いに騒がれたということです。

その別荘浄月庵は、現在ではカフェとなっています。にぎやかな軽井沢銀座からほんの20分ほど歩いたところにあるその建物は、情死から100年近い歳月を経て旧軽井沢の林間に静かにたたずんでいました。

別荘浄月庵の跡


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(2017/08/14(月) 11:58)

 銚子電鉄で犬吠へ
 皆様は、NHKテレビの天気予報の時間で、「各地の気温」 という画面をご覧になっているでしょうか。その画面で、関東地方で夏最も気温が低くしかも冬最も気温が高いのが、千葉県最北部の都市銚子です。

たとえば夏では、東京が32度のとき、銚子は27度ぐらいのことが多いようです。昨8月9日は東京では37度を超える猛暑でしたが、銚子は気温は28度を少し上回るくらいでした。

その理由は、関東の地図を見れば、一目瞭然です。千葉県東北部、茨城県東南部は半島のように東に突き出していますが、銚子はその突端にあって黒潮の中にどっぷりと浸っています。

そのため、銚子の気候は年間を通じて寒暖差の少ない典型的な海洋性気候となっているのです。

銚子の気温

 とりわけ暑さの厳しい今年の8月はじめ、私どもは銚子の夏を体験すべくJR総武本線の特急で銚子に向かいました。

銚子には 「銚子電鉄」 というミニ電車があります。チンチン電車が大好きな私どもは、それを利用して灯台があるので有名な銚子の名勝犬吠崎に行くことにしました。

銚子電鉄は、3両編成のうちの1両がご覧のような開け放しの遊覧車で、車両の外側は青い波の模様が塗られています。

夏季だけ運行しているとのことですが、東南アジアかアフリカの電車のような開放的な雰囲気で、大好評だそうです。私どももそのオープン遊覧車に乗り込みました。

銚子電鉄

 銚子は、上記のように年間を通じて気候が穏和で、それを生かした各種野菜の生産で有名です。特にキャベツ、とうもろこし、たまねぎなどの生産高が大きく、首都圏に向けて大量に出荷されているそうです。

遊覧車は、その広大な野菜畑の中の単線軌道を半島の突端にある犬吠崎に向けて進行します。海からの風がとうもろこし畑をわたってきて、開け放しの車両の中を吹き抜けて行きました。

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          香は遊覧車を
             吹き抜けぬ


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(2017/08/10(木) 07:10)

 川遊び・西丹沢
川遊び・西丹沢

 私どもは、群馬県草津のホテルの会員になっていてときどき行っています。しかし、やはり草津はかなり遠いので、もう少し東京の近場で簡単に行けるところはないだろうかとかねてより探していました。

今回は、小田急線沿線の神奈川県山北町の近く、丹沢湖のある西丹沢のあたりを調べたところ、丹沢湖からまたバスでかなり山に入った箒沢(ほうきざわ)というところに民宿が見つかりました。

そのあたりは、東京の水源地である丹沢湖に注ぐ渓流に沿った地域で、昔は御料林として保護されていたそうです。

民宿に着き、涼しい風が吹き抜ける二階の部屋で一休みしてから、民宿の前から崖伝いのけわしい道を降りて渓流に向かいました。

渓流の岸の近くまで降りてくると、近所の子供たちが10人ほど流れの中でにぎやかに水遊びをしていました(上の写真)。

なにしろ東京都の水道のもとになっている渓流なので、ご覧のように水質は申し分ありません。子供たちが水中眼鏡をかけて渓流に飛びこんで、底にいる魚などを盛んに探しています。

        渓流に         人気blogランキングへ
           もぐれば青き
              光満ちて

この渓流には、カジカなど魚や沢蟹などがたくさんいるとのことでした。

水がきれいなだけに水温が低いようで、子供たちは、ときどき渓流の岸にあがり岩の上で甲羅を干してはまた水に飛び込んでいました。


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(2017/08/06(日) 06:45)

 ホリエ・ロケット失敗
 だいぶ前の話で恐縮ですが、小泉郵政劇場といわれた2005年の総選挙でひと際話題をにぎわしたのは、ホリエモンこと堀江貴文さんの選挙戦でした。

結果としては、堀江さんは大ベテラン亀井静香さんが何十年もかけて固めてきた地盤には食い込めず次点に終わりました。

さて、その堀江さんは、当時その名もホリエモン号という競走馬を持っていました。

ホリエモン号

 上記総選挙の投票日9月11日に、ホリエモン号は、あのハルウララで有名になった高知競馬に出走し、見事ぶっちぎりで初勝利を収めました(上の写真)。当時、ホリエモン号は、馬主に代わって初当選を果たした馬主孝行の名馬として競馬ファンの人気をさらいました(^_^)

       ホリエモン     人気blogランキングへ
          馬は当選
             秋いくさ

その堀江貴文さんが、今度は2013年に超低コストで小型衛星を軌道に投入する事業を北海道で起こしたそうです。

その宇宙ベンチャー 「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町)は、本年7月30日午後4時半ごろ、自社開発した初の観測ロケットを同町から宇宙空間に向かって打ち上げました。

ホリエモン 同ロケットは、直径約50cm、全長約10m、重さ約1トンの街で見かける電柱のような形状をしているそうです(左の写真)。

燃料に安価なエタノールを使用し、エンジンを自社開発するなどしてコストダウンを追求しました。

同ロケットは、轟音をあげ、火炎を噴射しつつ上昇して雲の中に消えました。発射から約4分後に高度100キロ以上に達する予定でしたが、目標の高度まで到達しないうちに地上との通信連絡が途絶えました。

 堀江さんは12年前の馬からロケットに乗り換えた形で今回のチャレンジをしましたが、今回のロケットはかつての愛馬ホリエモン号のようにはオーナー孝行ではなかったようです。

現在気象庁などで使われている観測ロケットは、1機当たり5億円もの打ち上げ費用がかかるそうです、ホリエ・ロケットはその10分の1に当たる5000万円(1機当たり)での打ち上げを目指すとのことです。

今回は人工衛星は積んでいませんが、将来的には超小型衛星を軌道に投入する大型ロケットの商用化を目標としています。

開発費用の調達が課題で、同社は今後もクラウドファンディングや新規スポンサーを通じた資金集めを進める方針です。

       文月(ふづき)尽        人気blogランキングへ
           ホリエ・ロケット
              海に墜つ


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(2017/08/02(水) 06:44)

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