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 年の暮・餅つき
年の暮・餅つき

 今年も、とうとう年の暮になりました。世田谷区経堂の住宅地を歩いていて、にぎやかな声が聞こえるのでひょっと見ると、4、5人で餅つきをしていらっしゃいました(上の写真左)。

ご近所何軒かで共同で行っているお餅つきで、ここ何十年間も続いているのだそうです。東京にはもう珍しくなった暖かい光景でした。

最近ではお餅はスーパーで年中買えるようになりましたが、私どもの世代では、餅つきはやはり楽しい思い出です。搗き立てのお餅を、大根おろしで食べたり、納豆餅にしたり、あんころ餅にしたりと、いろいろと楽しく食べた記憶があります。

この一年続けてきた仕事の最後となる仕事納めは12月の28日か29日としている会社が多いようですが、その日は業務は午前中で終了と決めている事業所がかなりあります。

そのような会社でしょうか、仕事先東京都中央区でお昼過ぎに通りかかったあるビルの前で餅つきをしているのを見ました(上の写真右)。
道路端、ビルの玄関の横に青いビニールシートをしいて、小さな天然石造りの臼をおいていました。

金髪の若手社員が威勢良く臼に杵を振り下ろし、その臼の中の餅を中年の社員の方が慣れた手つきですばやくこねていました。
皆様、この一年間のお仕事、お疲れ様でした。

        一年の         人気blogランキングへ
           納めの餅を
              つきにけり


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(2016/12/29(木) 07:03)

 銀杏並木・年の暮れ
銀杏並木・年の暮れ

 イチョウは 「東京都の木」 に指定されており、神宮外苑全体では150本も植えられているそうです。11月から12月にかけての黄葉のシーズンには、並木も歩道も黄金色に輝きます。

この12月は暖かい日が続いていましたが、暮れに押し詰まってからこの時期らしい寒さが日本列島を包みました。
12月のはじめにはみごとな黄葉だった神宮外苑の銀杏並木も、現在では上の写真に見られるように葉をすべて落として、鋭くとがったこずえが澄み渡った冬空を突き上げています。

        木枯らしや         人気blogランキングへ
           銀杏並木の
              影青く

神宮外苑の銀杏並木はそれぞれの側が2重に造られていて、それらの並木の間が広い歩道になっています。並木の下の歩道は、イチョウの葉がすべて落ちたために陽がもれてきてとても明るくなりました。

歩道の上にになお散り敷いているイチョウ落葉を踏んで、散策する方がたくさんいらっしゃいます。また、歩道に三脚をおいて写真をとったり、画架をすえてスケッチをする向きも見られました。

歩道を出たところに、焼芋屋の車が勢いよく白い煙をあげていました。なにしろ、この寒さです。焼芋屋のオヤジさんは、何人もの客を前に大わらわで焼芋を紙で包んでは手渡していました。


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(2016/12/25(日) 07:10)

 ボロ市のシクラメン
シクラメン

 世田谷の最大の年中行事 「世田谷ボロ市」 は、東急世田谷線上町駅の近く、世田谷区世田谷1丁目付近の通称 「ボロ市通り」 を中心に、毎年12月、1月の2回開催されます。

そのボロ市通りに面して、天祖神社という神社があります。この地区でボロ市など大きなイベントが行われる際は、この神社の境内で植木市が開かれることが多いようです。
今回の12月のボロ市では、クリスマスが近いということで、境内の植木市には上の写真のシクラメンやクリスマス・ローズの鉢植えがたくさん並べられていました。

日本では、クリスマスの花というとこのシクラメンがまずあげられます。花の種類が少ないこの時期には、クリスマスにふさわしい華やかさを感じさせる花というと、他にはほとんど見当たりません。
シクラメンは花が比較的丈夫で一般家庭でも長期間元気に咲いてくれるのも、人気の理由の一つでしょう。

このようにシクラメンが大量に並べられてあると、お客さんたちが遠くから見つけて次第にこちらに集まってきます。店主は、おおわらわでお客さんたちに応対していました。

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           市の客目を
              独り占め


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(2016/12/21(水) 07:01)

 世田谷ボロ市
世田谷ボロ市

 世田谷の最大の年中行事 「世田谷ボロ市」 は、東急世田谷線上町駅の近く、世田谷区世田谷1丁目付近の通称 「ボロ市通り」 を中心に、毎年12月、1月の2回開催されます。

その世田谷ボロ市を歩いていて、昔懐かしい餅つき道具を盛大に並べた店を見つけました(上左の写真)。若いお客さんたちが、盛んに店内で杵などを手にとって、店主の説明を聴いていました。

現在は、お餅はありがたいことにスーパーなどで年中売られており、私どもはいつでも食べることができます。それでも暮れから正月にかけては町の商店街など方々で餅つきをするのを見かけます。
それらに利用する餅つき道具も、このボロ市にくればさまざまな種類のものが目の前で選べるのです。

ボロ市には、昔からさまざまな骨董店が多数出店しています。上右の写真の骨董店は、フランス人形、鹿の角、中国の道教の神様?の像、観音像、はては目覚まし時計に古着といった品々を、店いっぱいに並べていました。その無国籍ぶりがうけたのか、若いお客様がたくさん集まって、あれこれと手にとっては店主に質問をしていました。

        ボロ市の
           骨董手にとる         人気blogランキングへ
              茶髪ギャル

このような古いものは、若い人々にはかえって新鮮に思われるらしく、ボロ市などの骨董店で入手して私どもには考えられないような面白い使い方をしているようです。


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(2016/12/17(土) 07:07)

 カエデもみじ
エデもみじ

 東京地方は、今年は12月に入っても温かい日が続きました。例年より遅かったその東京の紅葉も、終盤を迎えつつあります。

私の家に近い世田谷区の馬事公苑には長い馬の走路がありますが、その走路のわきでカエデの枝が低く垂れているところがあります。そこに、ちょうどうまい具合に午後の明るい陽光があたっていました。

この秋は、紅葉の写真をいろいろ撮ってみたのですが、上の写真は紅葉に陽光があたっているとき、葉の裏側から透過してくる光を撮ったものです。真紅のカエデの紅葉を透過してきた光が、なんともいえないやさしいさんご色になっています。

        陽を受けし         人気blogランキングへ
           もみじの葉裏
              さんご色

陽が当たっている側から撮った写真ももちろんいいですが、このように葉の裏側から撮ると、また別な面白さがありますね。

このかえでの木も、上のほうは一部紅葉が茶色くなって縮れてきました。そのかえでの木の下には、落葉が一面に降り積もっています。東京地方にも、真冬の足音がもう近くに迫ってきています。


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(2016/12/13(火) 07:03)

 菊と漱石
kiku22.jpg

 本12月9日は小説家夏目漱石の命日で、文学や俳句の世界ではこの日を 漱石忌 と呼びます。

かつて漱石の恋愛の対象であったとされる大塚楠緒子は、漱石の友人と結婚しました。その後、楠緒子は小説家を目指して漱石の弟子となりましたが、1910年11月9日に若くしてインフルエンザで亡くなりました。その楠緒子の葬式で、漱石は

        有る程の         人気blogランキングへ
           菊抛げ入れよ
              棺の中     夏目漱石

の名句を詠みました。それから6年経って、漱石自身も胃腸病に糖尿病を併発して49歳の若さでこの世を去りました。

自分を文壇に送り出してくれた師を突然失い、芥川龍之介は大変なショックを受けたようで、漱石一周忌のときに次の俳句を詠みました。

        人去つて         人気blogランキングへ
           むなしき菊や
              白き咲く    芥川龍之介

漱石先生の葬式のときは、白菊の季節であった。それから一年、またその季節になったが、白菊を見るにつけ漱石先生なき世のむなしさを感ずるばかりである、という句意です。


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(2016/12/09(金) 06:51)

 桜もみじ
桜もみじ

 東京は、落葉樹の多い大都市だと思います。その中でもとりわけ世田谷区は、落葉樹ケヤキが区樹に指定されており、桜の名所も多いので、春と秋には街の雰囲気がドラマチックに変わります。

私どもの身近に見かける落葉樹のうちで、秋の深まりをもっとも早く告げるのは、ケヤキだそうです。秋早くよりこずえからあざやかな黄色となり、やがて明るい褐色に変わって行きます。

ケヤキの葉が色づくのについで、イチョウの黄葉、桜の紅葉が始まります。桜の葉はまず10月の末ごろに黄色くなり、その後次第に赤く変わっていきます。従って、桜の紅葉は真紅にならず、華やかさを感じさせる明るい橙色になります。
緑の葉が直接あざやかな真紅となるかえでとは、対照的です。

上の写真は、東京・調布かいわいの最後の秘境ともいわれる NTT研修センター の構内で撮影しました。

冬もみじといえば、私は久保田万太郎が詠んだ次の俳句が大好きです。毎年秋が深くなると、この俳句をを思い出します。

        冬もみじ         人気blogランキングへ
           冬の光を
              集めけり    久保田万太郎

この俳句には、明るい紅葉となる桜もみじが似合うと思います。


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(2016/12/05(月) 06:39)

 林芙美子記念館
林芙美子

 作家として成功した林芙美子は、1941年に東京・新宿区落合の高台に土地を購入し、そこに純日本式の住居を建てました。
芙美子の死後、それが 「新宿区立林芙美子記念館」 となりましたが、11月下旬の一日、私どもはその記念館を訪ねました。

館内の資料室に行くと、上の写真左のポスターがありました。このいきいきとした女性が、芙美子の作品 『放浪記』 に出演した女優・森光子さんです。森さんは大阪でお笑いをしていたのが演劇界の帝王といわれた菊田一男の目に留まり、大抜擢で放浪記の主演となりました。

私どもがこの芙美子旧宅を訪れたとき、ダケカンバでしょうか庭の幹の白い大きな木が黄落のときを迎え、夕日に輝いていました。

芙美子には秋がよく似合います。かならずしも優れた文章家とはいえない芙美子の作品が読者の心を打つのは、人生のはかなさ、庶民生活の哀しさが行間から滲み出ているためでしょうか。

         黄落や       人気blogランキングへ
            芙美子の書斎に
               夕日映え

いまから4年前の2012年11月10日、女優森光子さんが92歳の生涯を終えられました。13歳のとき両親を相次いで失い、自身もたびたびの重病に倒れるという苦難を乗り越えつつ映画女優、歌手、テレビ・舞台出演など幅広い分野で活躍し、大きな業績を挙げました。

林芙美子さん、森光子さんのご冥福をお祈りいたします。


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(2016/12/01(木) 06:29)

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