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 大涌谷の活動活発化
大涌谷

 箱根火山は大昔は富士山と同じくらいの大きな火山だったそうです。現在残っている箱根火山の最高峰神山は標高1,438mにすぎません。過去に起こった度重なる噴火により、箱根火山の大部分が崩落してしまったということです。

約3000年前、神山の北部で大きな噴火が起こり、斜面が吹き飛ばされて巨大な凹部ができました。それが 大涌谷 で、その後の火山活動で凹部の中に現在冠ヶ岳とよばれる溶岩ドームが形成されました。

ロープウェーで大涌谷に渡ると、山のいたるところから白い噴気があがっており、今なお箱根火山の活動が続いているのがわかります。
大涌谷から冠ヶ岳の方向に少し登ると、一帯に硫化水素のにおいがたちこめて草木がまったくなくなっています。

この春から大涌谷周辺では地下浅いところで地殻変動が起きているとのことで、箱根山の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられました。箱根山一帯では火山性の地震が継続しています。

上の写真は私どもが数年前に大涌谷に行ったときに撮影したものですが、最近テレビ報道で見ると同じ場所では山からの噴気の勢いが強くなり、白い蒸気が空中高く噴き上げているようです。

日本を代表する温泉地で観光客の数も非常に多い箱根のことですから、噴火活動の状況は厳重に警戒しなければなりません。観光客の皆さんも、規制地域には近寄らないほうがよいでしょう。   

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           きざす立夏や
              箱根山

IT ・ 防災 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2015/05/29(金) 06:55)

 端午の節句・菖蒲湯
菖蒲湯

 5月5日は、端午の節句、男の子の節句です。昔からこの日は、日本中で鯉のぼりをあげ、菖蒲湯をたてて男の子の健康を祝います。
スーパーや花屋さんでも、店先に緑濃い菖蒲の束を置いて盛んにお客さんに呼びかけています。

インターネットで調べても、菖蒲、あやめ、かきつばたなどの区別はなかなかデリケートで、実は私にははっきりとはわかりません。
菖蒲は古来あやめとも呼ばれてきたそうですが、現在方々で広く鑑賞されている 「花菖蒲」 というのはノハナショウブの園芸種であり、菖蒲湯に使う菖蒲とはまったく別の植物ということです。

それはさておき、菖蒲には薬効があり、菖蒲湯は確かに健康によいのがわかっているそうです。菖蒲湯で男の子の健康を祝った古くからの習慣には、現代の科学から見ても意味があるのです。

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           切先青き
              菖蒲かな   中村汀女

鮮やかな季節感とシャープな詠み口の中に、女性らしい優しさを湛えた中村汀女の俳句です。中七 「切先青き」 が、男の子のイメージに合っていて実に爽やかです。子供に対する暖かな愛情とともに、凛とした気品を感じさせる名句です。

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(2015/05/25(月) 06:33)

 豪徳寺の牡丹
豪徳寺の牡丹

 豪徳寺は世田谷区にある壮大な禅寺(曹洞宗)です。東急世田谷線の宮ノ坂駅で下車すると、歩いて5分ほどで行けます。

仏殿の右側を通って奥の本堂に向かうと、玉砂利を敷いた広場があり、ボタンの木がたくさん植えられています。豪徳寺のぼたん園は昔から有名で、世田谷区で一番といわれます。
5月のシーズンには、ぼたんを愛でる人々で大にぎわいとなります。最近は、デジタル一眼カメラを三脚に載せて撮影する方が多くなりました。プロのカメラマンが撮影する姿も、ときどき見かけます。

豪徳寺の牡丹はかなり株数があり、品種によって花の開花状況もさまざまです。もちろん満開の牡丹の花は豪華ですが、私は五分咲きの牡丹、開いたばかりの牡丹も大好きです。

日本画では牡丹は定番の画題の一つで、日本画家は、皆修行時代に繰り返し牡丹の花を描く勉強をするそうです。花びらが重なって微妙な陰影が生ずるのを描くのが大変難しいとのことです。

牡丹の花は、花びらが重なり合う奥にがくがあり、金色のおしべがたくさん生えています。花びらの色と花芯の金色とのコントラストが鮮やかです。これも古来牡丹の花が人気がある理由の一つでしょう。

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           牡丹の花芯
              黄金色

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(2015/05/21(木) 06:59)

 田植えのシーズン
田植え

 最近千葉県の実家に帰って家の近くを散歩していると、ちょうどかなり広い田んぼで早苗を植えつけているのを目にしました。
私どもの住む関東では、場所によってかなり差はありますが、5月中旬に田植えをするのが多いようです。

一通り植えつけが終わったように見える田んぼの隅に、余った苗のブロックが一つ残されていました。後で他の田んぼに植えつけるのに利用するのでしょう。初夏のやわらかい風が田んぼに植えられた早苗をゆらして吹き渡っていました。

歳時記を見ていて、松尾芭蕉の弟子筆頭であった 宝井其角 が詠んだ田植えの俳句を目にしました。芭蕉が没した後、其角は江戸で指折りの人気俳人になったということです。
当時旱魃で田植えができず困ったお百姓たちが、其角のもとに田に雨が降るように俳句をつくってほしいと頼みにきました。その要望に応えて其角が詠んだものだそうです。

        夕立や        人気blogランキングへ
           田を見めぐりの
              神ならば    宝井其角

 見渡す限りの水田地帯に夕立がかかり、ゆっくりと移動しているのを詠んだものでしょうか。その光景を、農業の神様が稲作の進行状況を視察するのにたとえたのでしょう。初夏の午後、広々とした水田の上に白い雨脚がたつ様子が見えるような、さわやかで力強い佳句です。

芭蕉とその弟子 宝井其角は句風が両極といっていいほど異なります。このように傾向が違う俳人を弟子の筆頭に取り立てた、芭蕉のふところの深さが面白いと思います。

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(2015/05/17(日) 06:57)

 パリのシャンソニエ
パリのシャンソニエ

 現在日本では、フランスのシャンソンはそれほど聴かれません。しかし私どもの世代では、若者にとってシャンソンはなくてはならないものでした。シャンソン喫茶なるものが東京に多数あり、そこで多くのシャンソン歌手が腕を上げ、舞台に立つようになりました。

今回のパリ旅行では、ぜひ本場のシャンソンを聴こうと、旅行に発つ前に調べてモンマルトル・サクレクール寺院の裏にある ラパン・アジル というシャンソニエの予約をとりました。

シャンソニエとは、日本語ではシャンソン酒場ということになりましょうか。ラパン・アジルとはすばしこいウサギの意味で、ユトリロやピカソも通ったという老舗です。最近パリでも少なくなった本格的なシャンソンを聞かせる店ということでした。

マドリードのフラメンコと同じく、このシャンソニエも夜10時ごろ開き、12時ごろから盛り上がるそうです。そこで、パリに着くとすぐ店に電話し、10時半の予約を取りました。

店に入り、甘いシェリー酒を飲みながら待っていると、中年の男性歌手が現れ、すごい声量で歌いはじめました。その後次々に歌手はかわり、違う趣向の曲を歌います。時には、お客に話しかけてリクエストを受け、ピアニストと話し合ってから、その曲を歌います。

楽しく聴いているうちに、12時半をまわってしまいました。明日は朝一番でルーブル美術館に行くので、ホテルに帰ることにしました。
シャンソニエの外に出ると、上の写真の男性歌手が外の空気を吸っていました。12時半以後の出番まで一休みしているのでしょう。
この人は、どちらかというと歌よりは語りのほうでアッピールするタイプで、お客とのやりとりが実にたくみでした。

        春灯や        人気blogランキングへ
           歌声尽きぬ
              シャンソニエ

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(2015/05/13(水) 07:13)

 祇園白川の桜
祇園白川の桜

 今年3月の末、金閣寺に行ったかえり、東山区白川沿いの桜を訪ねました。白川は、京都市の東北比叡山に流れを発し、京祇園を流れて四条大橋近くで鴨川に合流します。

白川の流れは、昔から祇園に遊ぶ文人墨客に愛されてきましたが、特に歌人吉井勇の短歌により非常に有名となりました。吉井勇は1886年生まれ、作家谷崎潤一郎とほぼ同時代の人です。やはりほぼ同年生まれの歌人若山牧水とともに、酒を愛した歌人として有名です。

祇園では、白川の岸辺にお茶屋が軒を並べて建っています。祇園のお茶屋で遊ぶことの多かった勇は、次の有名な短歌を残しました。

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          寝るときも
             枕の下を 水が流るる  吉井 勇

白川にかかる祇園新橋のほとりに、この短歌の歌碑がありました。横に長い褐色の素朴な碑石に、白い字で短歌が刻まれてありました。
毎年11月には 「かにかくに祭」 が行われ、芸妓さんや舞妓さんらがこの歌碑に献花をするそうです。

白川沿いにたくさんの桜が植えられていますが、春がやや遅い京都のこと、大多数の桜はまだほんの咲き始めでした。
歌碑の近くにはしだれ桜がありましたが、紅いつぼみがついたその枝が白川の流れの上に垂れ下がっていました。

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(2015/05/09(土) 07:07)

 藤開花
藤の花

 本年は4月中ごろから気温が上昇し25度を超える日も出てきて、八重桜はあわただしく満開となって数日のうちに散ってしまいました。
関東では、例年八重桜が散るころから早咲きの藤が咲き始めます。

このころから晩春・初夏の花が相次いで咲くようになり、花好きの人はそれらを追ってほうぼうで撮影するなど忙しくなります。

久しぶりに私どもの家の近所にある神社に行って見ました。境内の八重桜は、花はもはやわずかに残っている状態で、代わりに瑞々しい桜若葉が樹全体を覆っていました。

境内でその葉桜を見ているうちに、日ごろあまり行かない神社拝殿の裏に入りました。この辺は参拝客もほとんど訪れず、しんとして静かで、隅のほうには雑草が生い茂っています。

そこにあまり手入れのよくない藤棚があり、房の短い白い藤の花が青空をバックに咲き誇っていました。
その元気さに惹かれてしばらくその下にたたずんでいたところ、かなり大きな蜂が多数藤の花に集まって盛んに蜜を吸っているのが見えました。多数の蜂の羽音が、藤棚の下の私どものほうまで聞こえました。

        花に集う        人気blogランキングへ
           蜂の羽音や
              神社裏

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(2015/05/05(火) 06:27)

 馬事公苑・八重満開
八重満開

 世田谷区にある馬事公苑では、毎年4月の中旬に八重桜が見ごろを迎えます。今年はこの時期には気温が急に高くなり、八重桜はあわただしく開花して数日のうちに満開になりました。

馬事公苑の主たる業務である馬術競技も、この時期には全日本学生競技会が開かれ、見事な馬術を披露していました。花見と馬術競技の両方を楽しみにして来苑されるお客さんが多いのです。

八重桜の花はソメイヨシノに比べてサイズが大きく、大変豪華です。八重桜の中には、造花のように見えてソメイヨシノのような品格がない種類も多いのですが、馬事公苑の八重桜は色といい、花の形状といい申し分ないものが大多数です。

また八重桜は、ソメイヨシノに比べて花のサイズが大きいいうえに花びらが多いので、開いた後の花が丈夫で少々の風雨では散ったりせず花期が長いという特長があります。

苑内のほうぼうで、花見にきたお客さんたちが満開の桜の下を歩きながらにぎやかに歓談していました。みな、桜のシーズンのトリとなる八重桜のみごとさを堪能した様子でした。

        桜の下        人気blogランキングへ
           歓談の声
              そこかしこ

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(2015/05/01(金) 06:48)

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