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 年末の大掃除
nenmatsu16.jpg

 東京都中央区人形町の大きな交差点の角で、年末の縁起物を売るにわか作りの店を見かけました(上の写真左)。このあたりは、古い東京の名残がある地域で、年末には土地のとび職がこのような店を街角につくるようです。

通りかかった近所の人たちが、さっそく店に入ってきてあれこれと物色していました。さすがに江戸の中心地でもあったこの地域らしく、店の構えも大きく、品揃えもとても豊富でした。

世田谷区の上町駅の近くを通ったとき、赤い服を着た可愛らしい女の子がなにかブラシで地面の上のものをこすっているのが見えました(上の写真右)。近づいてみると、どうやら中華料理屋が本年の店じまいで大掃除をしているようで、店のお嬢ちゃんが、お父さんのお手伝いをして店の入口マットをブラシでこすってきれいにしているところでした。

この一年を健康で一生懸命働いたので、これから年末年始は親子水入らずでゆっくりすごすのでしょう。

        良き年を
           謝して親子で         人気blogランキングへ
              大掃除

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(2013/12/31(火) 07:46)

 大晦日
年の暮

 俳句の世界では、師走、年の暮は特別の思い入れがあるように感じます。歳時記などをみても、この時期にテーマをとって詠まれた句のほうが、新年の句よりもずっと多いようです。

まず、俳聖松尾芭蕉の「野ざらし紀行」にある次の俳句を見ましょう。

        年暮れぬ           人気blogランキングへ
           笠きて
              草鞋はきながら  松尾芭蕉

漂泊の詩人芭蕉の歳末の俳句です。このとき芭蕉は41歳で、後に蕉風といわれるようになった内面的な句風を確立しつつありました。

作家永井荷風は、宝井其角、夏目漱石と続く江戸・東京俳句の伝統を引き継ぐ俳人でもありました。江戸を愛し、東京を愛した荷風は、専門の俳人にはない大都市生活者のセンスで瑞々しい俳句の数々を残しました。

        下駄買って           人気blogランキングへ
           箪笥(たんす)の上や
              年の暮れ      永井荷風

荷風は下町を中心に幅広く東京散策をしたので有名で、興味深い散策レポートを多く残しています。明日、正月になったら、その下駄を下ろして颯爽と下町を歩くつもりでしょうか。

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(2013/12/30(月) 06:46)

 世田谷ボロ市
ボロ市

 世田谷区の最大の年中行事である「世田谷ボロ市」は、東急世田谷線上町駅の近く、世田谷1丁目付近の通称「ボロ市通り」を中心に、毎年12月、1月の2回開催されます。
本年の12月は、15、16の二日間に開かれました。さいわい晴天に恵まれ、例年にもましてたくさんのお客さんで賑わいました。

ボロ市は、朝9時、威勢のいい打ち上げ花火の轟音でオープンします。10時ごろ行ってみたところ、さして広くはないボロ市通りは早くも大変な人出で埋め尽くされ、身動きもつかないくらいでした。

ボロ市の足東急世田谷線も、連絡する東急田園都市線、小田急などの電鉄から特別ダイヤで来訪者をピストン輸送します。世田谷線の電車が上町駅に着くと、満員のお客がどっと降り、人波をつくってボロ市通りに向かって動いていきます。

        電車着き         人気blogランキングへ
           人波湧いて
              ボロ市へ

ボロ市は、昔は主として近郷の農村が必要とする農耕具、古着市、正月用品などが売られていたのですが、最近は骨董品、食料品、衣料・装身具、おもちゃ、植木市などの店が中心です。

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(2013/12/26(木) 06:51)

 サンタさんと小人たち
christmas14.jpg

 近くの世田谷区深沢の住宅地で上の写真のクリスマス・デコレーションを見かけました。サンタさんと7人の小人たちという童話があるそうですが、その人形でしょうか。冬の陽光が明るく当たるベランダに、鮮やかな紅白の服を着て勢ぞろいです。

だれかが日本のクリスマスはキリスト教国の行事を商魂たくましく利用したものだ、といっていましたが、その通りかもしれません。
でも、寒さが厳しくなった年末のこの時期、子供たちに夢を届けられるなら、あまり堅いことをいわなくてもいいのではないでしょうか。

        サンタさん        人気blogランキングへ
           夢の世界の
              宅急便

個人の住宅のクリスマス・デコレーションも年々華やかになる一方のようで、中には大掛かりなイルミネーションを夜通ししてクリスマス前後の電気料金が10万円もかかったなどという話も聞きます。
私は、別にそんなにお金をかけずに、上の写真のように手作りのデコレーションで子供たちに夢を届ける方法があると思います。

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(2013/12/22(日) 06:41)

 赤穂浪士の討ち入り
赤穂浪士

 元禄15(1702)年12月14日未明、赤穂浪士47人が主君のあだを討つために江戸本所の吉良邸に討ち入りしました。

討入りの前日、四十七士の一人大高源五は煤払いの笹竹売りに変装して本所の吉良邸をひそかに偵察しましたが、その帰りみち両国橋の上にさしかかったところで、かねてより知り合いの俳人宝井其角とばったり出会いました。其角は松尾芭蕉の高弟の筆頭といわれた人です。

橋の上で源五のそのように変わり果てた姿を見て、其角は思わず

        年の瀬や         人気blogランキングへ
           水の流れと
              人の身は

と一句を詠みました。それに応えて大高源五は

           あした待たるる
              その宝船

と詠み返し、去って行きました。その姿を見送りつつ、其角は「はて、この句の意味は?」と考え込んだそうです。翌朝になって赤穂浪士の討ち入りを知り、はじめてその句の意味がわかったというわけです。

上のすばらしい絵馬は、赤穂大石神社に展示されているものです。赤穂大石神社ホームページさまのご好意で、その写真をここに転載する許可をいただけました。大石神社ホームページさま、有難うございました。

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(2013/12/18(水) 06:41)

 神宮外苑の銀杏並木 その2
銀杏並木

 東京を代表する風景の一つ、神宮外苑の銀杏並木は、広い通りの片側に二列づつ、合計4列の並木からなります。そのため、通りの両側の歩道は、上の写真のようにイチョウの巨樹の列に挟まれたトンネルのようになっています。

この時期にはイチョウがみごとに黄葉し、高い並木の間からの木漏れ日があたりに反射して、歩道には金色の光が満ちていました。

歩道の上にもまだみずみずしいイチョウ落葉が厚く散り敷き、あたりを見回して撮影しながら歩いたりしていると、滑って転びそうになります。

        光満つ        人気blogランキングへ
           イチョウもみじの
              トンネルに

歩道の上で、イーゼルを立ててこの景観をスケッチをしている方がたくさんいらっしゃいました。失礼ながら、気が付かれないようにちらりとキャンバスをのぞいたところ、見事な出来ばえだったので感嘆しました。

もちろん、銀杏並木の方々を歩き回って写真を撮っている人々はもっとたくさんいらっしゃいました。特に、シニアと思しき方々が一眼レフを三脚に載せて熱心に撮影をしているのが目に付きました。

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(2013/12/14(土) 06:37)

 神宮外苑の銀杏並木
神宮外苑の銀杏並木

 地下鉄銀座線の外苑前駅で下車し青山通りを少し歩くと、 四列の銀杏並木のある広い通りが北に向かって開けます。これが東京を代表する風景の一つ、神宮外苑の銀杏並木です。

イチョウは「東京都の木」に指定されており、神宮外苑全体では約150本もあります。11月から12月にかけての黄葉のシーズンには、並木も歩道も黄金色に輝きます。イチョウの葉は肉厚で、踏むと大変滑りやすいので、気をつけながら歩道を歩きます。

その銀杏並木通りの先に、クラシックな丸屋根の聖徳記念絵画館が小さく見えます。絵画館は夜にはライトアップされ、銀杏並木通りからの景観はまた一味違うものになります。テレビ番組などでもよく登場する景色なので、ご覧になった方も多いことでしょう。

        絵画館         人気blogランキングへ
           イチョウ輝く
              道の奥

快晴無風で朝日が両側の並木にあたるという願ってもない好条件下で、金色に輝く銀杏並木を撮影できました。今年は関東地方は大きな台風の直撃を免れたので、イチョウの葉がほとんど傷まずに黄葉を迎え、すばらしい景観となりました。

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(2013/12/10(火) 06:45)

 年賀犬お宝写真
inu12.jpg

 実りのときウェブ恒例のえと動物写真コーナーですが、今回は皆様の愛犬の写真を募集し、掲載することになりました。おかげさまでこれまでにかなりの写真投稿をいただき、ありがとうございました。
ようやく整理がつきましたので、12月2日に「ウチのワンちゃん」というページで公開しました。小型犬、中型犬、大型犬の3ページ、各ページ8匹のワンちゃんを掲載しています。

これとは別に、実りのときがこれまでに「101匹ワンちゃん」コーナーに集めた犬写真のうちから計24匹の写真を掲載しました。
これらを合計すると、48匹のかわいい年賀犬の写真が掲載されています(今後細部は調整します)。ぜひご覧になって、年賀はがき、年賀メールに活用してください。

http://home.h07.itscom.net/minori/inu/inu.html

        木枯らしや
           犬は自転車         人気blogランキングへ
              引っ張って
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(2013/12/09(月) 23:59)

 流れ行く大根の葉
大根

 世田谷区九品仏の浄真寺には、同じサイズの大きな阿弥陀堂が三つあります。それらのお堂は上品堂、中品堂、下品堂と呼ばれ、仏教上の世界観に対応しています。

それぞれの阿弥陀堂の中には三体の大きな阿弥陀如来像が安置されており、合計して9体の阿弥陀如来像があることから、浄真寺は九品仏と呼ばれるようになりました。

俳人高浜虚子は、その浄真寺で句会を行ったあと、寺から多摩川の方向に散策に出ました。当時はその辺から多摩川べりにかけては、一面の畑だったようです。その中を流れる小川で畑から抜いた大根を洗っている光景を橋の上から見て、有名な大根の葉の俳句を詠みました。

        流れ行く         人気blogランキングへ
           大根の葉の
              早さかな  高浜虚子

私の最寄駅の駅前には農協があり、毎週土曜日に近くの畑でとれた新鮮な野菜を売っています。秋から冬にかけては、泥のついた太い大根が人気です。虚子が九品仏で見たのも、このような大根だったのでしょう。

世田谷区には、かつての田園をしのばせる小川が少し残っています。当時は、そのような小川で畑から抜いた大根を洗っていたのでしょう。切り落とされた大根の葉が、小川に浮かんで流されていったのでしょうか。

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(2013/12/06(金) 06:25)

 焚き火でチャーハン
haneki12.jpg

 小田急線梅ヶ丘駅の北、小高い丘に世田谷区立羽根木公園があります。羽根木公園は園内に広大な梅林があるので有名ですが、梅園と反対側の一角には「プレーパーク」という子供たちの遊び場があります。
プレーパークといっても公園としてきちんと整備されたところではなく、林の中、ただの原っぱが広がっているだけです。

プレーパークには常駐のリーダーが2人いて、父兄のボランティアとともに子供たちの原っぱ遊びを指導しています。その指導のもと、子供たちは自分たちの思うように遊び心を発揮して楽しんでいます。

このように、公園のよい空気をいっぱい吸って一日中遊びまわれば、当然お腹がすいて背中とお腹がくっつきそうになります。そこで、ボランティアの父兄たちが落ち葉を集めてきて石の炉で焚き火をおこし、特製のチャーハンを作ってくれました。

        落葉たき         人気blogランキングへ
           チャーハン炒め
              子らを呼ぶ

冷やご飯、ひき肉、長ねぎなどの材料は、自宅から自転車で持ってきたそうです。中華なべをふるう手つきがあまりに堂に入っていたので思わず「本職ですか?」と訊ねたところ、近所のパーマ屋さんだということでした。


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(2013/12/02(月) 06:43)

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