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 カラヴァッジオ展・国立西洋美術館
 15世紀末から16世紀前半にかけて活躍してルネッサンス時代を築いたレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロらが没した後、ヨーロッパの美術界は一時目標を失ってスランプ状態になりました。

16世紀末になって、イタリア北部ミラノにヨーロッパ美術の次世代をになう大天才ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョが出現しました。

カラヴァッジョは、光と陰の明暗を際立たせて人間の姿とその内面をドラマティックに描き出す手法を開発し、バロック絵画の祖となりました。

2016年3月1日から6月12日まで、上野の国立西洋美術館でイタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名作と、カラヴァッジョの継承者たちによる作品を合わせた50数点を展示した 「カラヴァッジョ展」 が開催されました(下の写真)。

カラヴァッジョの名作をこれだけ集めた展覧会は、日本では数十年に一度のことでしょう。カラヴァッジョのファンである私どもはさっそくこの展覧会に行くことをきめましたが、入場者が一巡すると思われる5月の末ごろに観に行こうと思っていました。

アマデウス

 ところが、5月17日になって、思わぬニュースが飛び込んできました。カラヴァッジョ展の会場である上野の国立西洋美術館が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関によって世界遺産に「記載」すべきだと勧告されたというのです。

国立西洋美術館本館(下の写真)は近代建築の巨匠フランスのコルビュジエによる日本国内唯一の作品で、1959年に完成しました。らせん状の回廊や1階部分を柱だけで構成するピロティなどが特徴です。

国立西洋美術館本館は、7月にトルコで開かれる世界遺産委員会で正式に世界遺産に決定される見通しとのことです。

 このニュースが発表された以降、国立西洋美術館で開催中のカラヴァッジョ展を訪れる人が急増し、会場はだいぶ混雑するようになったということです。結局、私どもは5月末に予定していたカラヴァッジョ展訪問を見送ることにしました。

アマデウス

 本年4月ごろから当時の東京都知事だったMさんの公金無駄使いが発覚し、大変な騒ぎになりました。Mさんは昔からの美術ファンで、東京都知事になってから公金で数千万円の美術品を購入したとか。

また、東京都知事の公用車で38回も美術館を訪れたともいわれ、都議会でつるし上げられる事態になりました。

私どもはMさんと同じように昔からの美術ファンですが、今回はとうとう国立西洋美術館でのカラヴァッジョ展に行くことができなかったのは非常に残念に思います。

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          観るひまもなき 
             梅雨の入り

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(2016/06/24(金) 07:08)

 ロシアのショッピングセンター
ショッピングセンター

 ネフスキー大通りは、サンクトペテルブルグの中心部を東西に貫いている大通りで、全長が約 4.2 kmもあります。

私どもは、ホテルの近くの駅で地下鉄に乗り、ネフスキー大通りの東端にあるプローシャチ・バスターニア駅で下車しました。ここは、古い教会を1955年に改造して地下鉄駅にしたということです。

大通りにはカラフルなバナーがかかっており、目抜き通りらしい華やかさがあります。極北の都の初夏を感じつつ、幅の広い歩道をウィンドウショッピングをしながら楽しく歩きました。

大通り沿い、オーストロフスキー公園の少し先に大きな建物が見えてきました。ガスチーニイ・ドボールというショッピングセンターです。
200年もの歴史をもつ市場でしたが、ロシアの市場経済導入後急拡大し、現在では食品、化粧品、衣類、雑貨などなんでもそろうサンクトペテルブルグの大ショッピングセンターになりました。

ガスチーニイ・ドボールはネフスキー大通りを訪れる観光客にも大変人気が高く、日本の海外観光ガイド雑誌にもかならず紹介されています。私どもも、ここでお茶を飲んで一休みしました。

ロシアでは、ご存知のように「キリル文字」という独特の文字が使われています。空港、ホテルなどではさすがに英字での表記もされていますが、交通機関や一般商店ではキリル文字だけです。
ロシアに入るまでに、一応キリル文字のアルファベットを勉強し、それらの発音も最低限心得ておくほうがよいでしょう。

私どもも、サンクトペテルブルグ、モスクワの地下鉄を利用した際、駅名の表示がほとんど読めないのには往生しました。

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           たどりつ歩む
              露都の初夏

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(2015/06/26(金) 07:09)

 黒田清輝 「湖畔」
黒田清輝 《湖畔》 黒田清輝がフランスから帰国するときには、モネ、ドガ、ルノワールらが第一回印象派展を開催してから20年近く経っていました。

一方、フランスにおける伝統絵画の中心であったサロンは、印象派の影響を受けて明るい風景画、人物画の出品が多くなっていました。

 黒田がパリで師事した画家ラファエル・コランは、印象派絵画から影響を受けたサロン外光派の一人でした。

ロワン川のほとりグレで制作した作品 《読書》 や1893年に描いた名作 《朝妝》 で、黒田は念願のサロンへの入選を果たしました。

1893年に帰国してから、黒田は同じくフランスで学んだ久米桂一郎らとともに洋画塾を開設し、印象派の影響を取り入れた外光派と呼ばれる画風を日本に広めました。
1896年には東京美術学校の西洋画科の発足に際して講師となり、以後日本西洋画の発展に大きく貢献することになりました。

黒田は帰国から4年目の1897年に名作 「湖畔」 を自らが主宰する画塾白馬会の展覧会で発表しました。この作品は、現在上野の東京国立博物館に付属する黒田記念館に展示されています。

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           映す湖水に
              風すずし

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(2015/06/18(木) 07:25)

 マルモッタン美術館
睡蓮

 この春、8年ぶりにフランスの首都パリに旅行しました。例によって、毎日のようにパリ近郊の名所などを訪ね歩く忙しい旅行でした。

その間、時間を見つけてルーブル、オルセーの2大美術館をはじめ、方々の美術館に行きました。やはりルーブル、オルセーの2大美術館の膨大なコンテンツは、何度見ても圧倒されるのみです。

マルモッタン美術館は、パリの西、ブーローニュの森に近い住宅地ラ・ミュエットにある小さな美術館です。美術館の規模は小さいのですが、モネの初期の名作 《印象・日の出》 があるので有名です。

モネは、《睡蓮》 の連作を多数制作しており、前記オルセー美術館にも、そしてこのマルモッタン美術館にも優れた作品が展示されています。
当美術館では地階の奥のほうに大きな展示室があり、それ全体がモネの 《睡蓮》 連作の展示にあてられていました。

     《睡蓮》 を
        訪ねオルセー
           マルモッタン

《睡蓮》 連作の部屋というとパリ・オランジェリ美術館をすぐ思い出しますが、マルモッタン美術館の 《睡蓮》 のほうが制作が早いようで、花の形、雲や柳の葉などがよりはっきりとした形状で描かれています。

オランジェリ美術館と同じように、展示室の中央に大きな長いすが置いてありました。大きな 《睡蓮》 連作を見ていると疲れてくるので、その長いすで休みながら周りの壁にかかっている絵をゆっくりと見回します。

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(2014/05/28(水) 06:25)

 中川一政美術館
中川一政美術館 真鶴・三ツ石海岸で早春の海を楽しんだあと、また岬の崖道を登り、ケープ真鶴に戻りました。

次にもう一つの目的地中川一政美術館にバスで行こうとバス停で調べると、ほんの少し前にバスが出てしまったのがわかりました。

美術館まで歩くと15分ぐらいとのことで、ちょうどよい散策に思われました。そこで、美術館に向かってのんびりと岬の尾根筋の道を歩き始めました。

道筋はうっそうと繁った自然林ですが、その樹間からはるか下方に真鶴半島に打ち寄せる波が白く砕けるのが見えました。

中川一政画伯は、1893年(明治26年)生とのことで、作家吉川英治さんとほぼ同じころの生まれです。終戦後まもなくこの真鶴町にアトリエを構え、以降地元真鶴、箱根や桜島などのダイナミックな風景画を多数制作しました。また、生涯にわたり大変花を愛し、バラ、ひまわり、椿など色彩豊かな花の絵画も多数制作されました。

平成3年に97歳の長寿を全うされて生涯を終えましたが、90歳ぐらいまでは、方々にイーゼルをかついでスケッチに出かけていたそうです。

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           岬の陽光
              満ちみちて

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(2014/04/30(水) 06:43)

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