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 高尾山薬王院
金羽織 高尾山は東京都西部にそびえる高さ600mの山です。

高尾山薬王院は、奈良時代8世紀半ばに聖武天皇の命で高僧行基がこの武蔵の地に創建しました。
その後、弘法大師空海はここで祈祷をささげ、不動明王像を安置しました。

やがて、当寺は真言宗智山派の大寺となり、成田山新勝寺、川崎大師平間寺と並び関東の三大本山の一つとなりました。

 京王帝都線高尾山口駅で下車後、5分ほど歩くと薬王院の近くまで登る高尾山ケーブルカーの清滝駅につきます。そこから標高差271メートルを約6分で登り、終点の高尾山駅に着きます。

このお山では、どこに行っても天狗の姿を見かけます。左の写真の飯縄権現堂の前にも、背中に羽根の生えた山伏姿の烏(からす)天狗が2羽(といっていいんですかね(^_^))立っていました。このお山の天狗は、基本的に烏天狗なのだそうです。

飯縄権現堂の向かって左側に天狗堂という小さなほこらがあり、その前に虚子の娘星野立子の句碑が立っていました。

      春風にのり    人気blogランキングへ
        大天狗
          小(しょう)天狗   星野立子


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(2018/05/17(木) 06:26)

 羽根木公園・中村汀女句碑
羽根木公園・中村汀女句碑

 小田急線梅が丘駅前にある羽根木公園は、東京都内有数の梅の名所です。毎年2月の中旬から、この公園で「羽根木梅祭り」が開かれます。有難いことに、私どもの家からこの公園までは歩ける距離なので、毎年楽しみにして行っています。

今年は寒さが厳しく、2月に入ってから2回も雪に見舞われました。そのため梅の開花は例年より半月以上遅れ、私どもが行った2月24日は、全体としては五分咲きといったところでした。

羽根木公園の中には、俳人中村汀女の代表句

     外にも出よ      人気blogランキングへ
       触るるばかりに
         春の月    中村汀女

の句碑があります。この句碑も、上の写真のようにしだれ梅の花の下に静かにたたずんでいました。

中村汀女は、俳句を現代の女性の間にこれだけ普及させた功労者の筆頭といえましょう。汀女の俳句は、上の作品に見られるように、女性らしい繊細で気品のある表現と暖かい叙情性に特色があります。

汀女は世田谷代田に住んでいたので、その近くにあるこの公園の中に句碑が建てられたということです。

公園内には、梅の花の馥郁たる香りが漂っています。その中をゆったりと散策しながら、頭に浮かんだ俳句を句帳に書き留める人々がかなりいらっしゃいました。


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(2018/03/02(金) 06:43)

 咳の子のなぞなぞ遊び
咳の子のなぞなぞ遊び


     咳の子の       人気blogランキングへ
       なぞなぞ遊び        
         きりもなや   中村汀女

 最近子供のインフルエンザが流行しているようですが、上掲は中村汀女の有名な俳句で、風邪を引いた子供が寝つかず甘えている様子が実に巧みによまれています。

私どものウェブサイトに、吉川英治さんが親友宮田重雄さんの娘さんの結婚式に贈った俳句について掲載したところ、思いがけずその新婦の娘さん(宮田重雄さんの孫になります)からメールをいただきました。ロンドンでインターネットを検索していて、私どものウェブサイトを見つけたのだそうです。

そのメールで、その方のお母さん(上記結婚式の新婦さんです)の俳句をいくつか教えていただきましたが、その中に次の俳句がありました。

     熱の子に      人気blogランキングへ
       唄いつくして
         夏の月    宮田重雄さんの娘さん

 風邪の子を看病する母の心は、時代をこえ、洋の東西をこえてまったく変りません。その母心から、思わずこのような俳句を詠んだのでしょう。


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(2018/02/14(水) 06:40)

 肩にローライ 手にライカ
カメラを2台

 東京・世田谷にある駒沢公園を散歩していて、一眼レフカメラを2台持っている男性を見かけました。上の写真のように、一台は肩からかけ、もう一台は手に持っていました。

この姿を見て、石田波郷の次の俳句を思い出しました。

     秋晴や      人気blogランキングへ
       肩にローライ
         手にライカ  石田波郷

中村草田男らとともに「人間探求派」と呼ばれた石田波郷は、数少ないカメラ撮影を趣味とする俳人でした。

上掲俳句中のローライはレンズが2つある二眼レフの名機、ライカは今日のカメラの原型となった35ミリコンパクトカメラで当時世界最高峰といわれた機種です。

これらは、現在のカメラと比較するとずっと大型で重かったのですが、波郷は上記の俳句のように2つも持って方々を歩き回って撮影したとのことです。

上の写真の男性は、野鳥などを撮影するのが趣味ですが、野鳥を見つけてからレンズを交換していては間に合わないので、カメラを2つ持ち歩いているのだそうです。

写真撮影も奥が深く、こり始めると大変です。最近では、一般のアマチュアカメラマンが高級一眼レフを何台も持ち、三脚を使って撮影しているのをよく見ます。今後デジタル一眼レフの普及につれ、ますます撮影技術が高度化していくことでしょう。


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(2018/01/25(木) 06:31)

 不忍池の枯れ蓮
枯れ蓮

 東京・上野の不忍池(しのばずのいけ)は、春から夏にかけて蓮の葉でおおわれ、8月ごろには華麗な蓮の花が楽しめます。

その蓮もやがて寒さとともに枯れ始め、年末には枯葉も落ちて写真のように水面に枯れた蓮の茎だけが残った状態となります。枯れ蓮は、俳句の世界では冬の季語になっています。

この池はシベリアなど北方から渡ってくる水鳥の格好な越冬地になっているということでラムサール条約湿地に登録されており、この時期にはユリカモメ、カモ、キンクロハジロなどたくさんの水鳥でにぎわいます。

      枯れ蓮や     人気blogランキングへ
        鳥は池面に
          浮きしまま

森鴎外の小説『雁』の最後のほうで、主人公岡田がこの池の雁に石を投げたら、それが雁に当たって死んでしまったというくだりがあります。岡田は、その雁を下宿に持って帰って鍋にして食べようと友達と相談したと書かれていました。

現在このようなことをしたら、とんでもないことだと東京都や動物愛護団体からつるし上げられます。

私は、石を投げるかわりに雁の群にえさを撒いてやりました(^_^)。雁がえさをとろうと大きな口をあけると、口の中が赤いのがみえました。


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(2018/01/05(金) 06:52)

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